築10年を迎え、リノベーションされた戸建て物件。内装や外壁は一見新築のようにも見えますが、実際のところどうなのでしょうか?私たちエージェントが現場で特に目を向けたポイント・気付いた点を情報発信!今回もバイヤーズエージェントの生の声をお届け致します。皆様のお住まい探しにお役立て頂ければと思います。
■隣地との高低差の確認
この差は特に坂のある地域や高低差の顕著な地域での物件選びには欠かせません。高低差が大きいと、再建築の際にはそれに伴う工事費も変動します。自分は建替えるつもりがなくても、将来売却することになった際に、次の買い手が建替えを検討するかもしれません。その時に、余計なコストがかかる物件だった場合には、その分、安く売らなければならなくなる訳ですから、リセールバリューに直結する話です。
■網入りルーバー窓の現状確認
気泡のようになっているのが劣化。通常はあまりこのような事にはならないですが、新品の時の製品の品質によっては、時間が経過すると鉄線がサビて膨張し、窓が割れてしまいます。また他の物件では、陽当りが良すぎるのことに加えて部屋内の窓をふさぐような距離にタンスを置いていたことによって、同じく鉄線が膨張したことが原因と思われるひび割れを見かけたことも有ります。これらは致命的な大問題ではありませんが、交換の際にも予想以上の費用が発生する可能性があるため、買主としては注意をしておきましょう。
■周辺の家のアンテナ状況
アンテナが見当たらない場合、地域によっては電波状況の問題があるか、ケーブルテレビが主流である可能性が考えられます。近隣の状況をよく観察することで、日常生活に必要な情報を得ることができます。
■水道管の口径の確認
特に三階建ての物件では、適切な口径(20㎜以上の口径)がある方が好ましいです。古い家の場合や隣地の方々の水道管の引き込み状況によっては13㎜口径で引込まれていることも有ります。過去の施工状況や近隣の水道状況によっては、予想外の口径であることも。水道の問題は日常生活に直結するため、しっかりと確認することが重要です。
リニュアル仲介では、内見ひとつとっても、一般的な不動産屋さん以上の情報をお客様にご提供致します。“たかが内見、されど内見”です信頼できるプロを見つけることができれば、同じ量の内見をしても検討の深度が全く異なります。是非、リニュアル仲介にご相談下さい。
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